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憲法と法律は一緒ではない

日本には憲法と法律があり、似たようなものと感じている方も多いでしょう。同じ法ではありますが、同種では全くありません。法律は簡単に言えばルールであり、誰が守るのかと言えば国民です。国が国民に対して権利や自由を制限する為のものです。存在する背景には、社会の秩序を守る為と言う根拠があります。ルールのない社会は混沌であり、弱者が強者に虐げられる世界になるでしょう。安全な世界と人間の命を守る為には秩序が不可欠であり、その秩序を守る為に国民に対しルールを設けたのです。では国民は国の言いなりかと言えばそうではありません。憲法は国家権力を制限する、国の統治の根本規範です。憲法により国民は国家権力からの不当なものから守られている形になります。主権は国民にある為になくてはならないものですが、憲法だけでは細かな物事に対応できません。憲法を根幹として、詳細なルールとして法律があるのです。この様に憲法と法律は全く異なる性質を持っています。

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